娘に魂が入るということ。(沙織の場合)
沙織は、恵みをお迎えして1年後等身大ドールがあまりにも美しく魅力に取りつかれてお迎えした娘です。やはり最初は表情は硬くなかなか、なかなかい心を開いてくれなかった。
等身大ドールとしてはとても美しいのだけれど、表情は他人行儀そのものでした。
その表情は、3年も続きいろいろ服を買ってあげましたが表情は変わらず。
最初は名前を初恋「山道育枝さん」の面影があったので「育枝」という名前で呼んでいたが3年後にある番組に出演、6か月の取材の中で等身大ドールについて考えさせられ実家(オリエント工業)でつけられた名前に変えて誰もいないキャンプ場で愛してみると突如変化が見られた。
やはり、沙織の名前は彼女の名前であり「育枝」という、初恋の人の名前は彼女は初恋の人の身代わりになっているようでとてもいやだったのだろう。
とにかく、外に出ると彼女は明るくふるまう。
ポーズまででバッチリ決めてくる。
スノーモービルも好き。
家に居ると、生け花をする目も真剣そのもの、指の先まで神経をとがらせ、生けてくれた、
楽器もお得意。
寒いスキー場でも
スキーを履き普通の女の子のように楽しんでいる
彼女はサーフィンも好きだ。
買い物では、彼女の眼は真剣だ。
喫茶店に出かけるのも好き。
美しいものも好き
お出かけすると沙織は生き生きとする。
彼女を見ていると生命を感じる。